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印鑑のおすすめの書体の選び方!作成前にプレビューは見れる?

印鑑を作成する時に、使用する素材やサイズと同じように悩むのが書体。
特に初めて印鑑を作成する人などは、「印鑑の書体ってどれが良いの?」「書体の選び方には決まりがあるの?」と疑問に思うのではないでしょうか?

印鑑の書体については、店舗によっても取り扱いが違いますが、基本的には大きく分けて6つの書体を基にして印鑑を作成することが多いです。

そして、私が調査したところでは、6種類の書体の中でも、実印に適した書体や銀行印に適した書体、認印に適した書体というように、印鑑の使用用途によって書体を変えた方が良いということがわかりました。

 

こちらの記事では、印鑑を作成する際の書体の種類やおすすめの書体の選び方を調査してまとめました。
印鑑を作成する時にどの書体を選べばいいか迷っている方はもちろんですが、

「男性がよく使っている書体は?」
「女性向きの書体ってあるの?」
「銀行印にはどんな書体が良いの?」
と疑問がある方も、ぜひご覧ください。

書体の種類と特徴!印鑑の作成前に抑えておくポイントとは?

それではさっそく印鑑の書体についてご紹介していきます。
冒頭でもお伝えしましたが、印鑑の書体は店舗によっても取り扱いが違い、よく使われている書体は大きく分けて6種類です。
そこで、
「実印を作成するのには、どんな書体が良いのか?」「銀行印を作成するのにおすすめの書体は?」といった疑問にお答えする前に、まずは印鑑によく使われている以下の6つの書体についてご紹介していきます。

  • 篆書体(てんしょたい)
  • 印相体(いんそうたい)
  • 古印体(こいんたい)
  • 行書体(ぎょうしょたい)
  • 隷書体(れいしょたい)
  • 楷書体(かいしょたい)

 

篆書体(てんしょたい)

篆書体は紀元前200年頃からあるかなり古い書体です。かなり古い書体であるので、一見すると象形文字のようにも見えるのが特徴。

印影として見た目に風格があるのと、解読がしにくいので偽造防止としても人気の書体です。

印相体(いんそうたい)

印相体は篆書体をベースにして、デザイン性を高めた書体。

篆書体を基にしているので、かなり似ている部分もあるのですが、篆書体に比べて柔らかな印象がありながらも、文字に力強さがある印象です。

印鑑に彫った時に文字が枠に接していることが多いので、印鑑を落としてしまった時などに枠が欠けにくいというメリットもあります。

そして、篆書体と同じく、解読がされにくく、偽造のリスクを減らすことができるという特徴があるので、実印や銀行印などの書体として適しています。

さらに、印相体は別名、吉相体(きっそうたい)とも呼ばれていて、縁起の良い印鑑であると言われています。

古印体(こいんたい)

古印体は、日本漢字を基にして作られた書体で、日本人にとっては読みやすいので、解読性が高くて読みやすいのが特徴です。

読みやすいという点から、認印として使われる事が多いですが、銀行印として使用される方もいます。

楷書体(かいしょたい)

楷書体は、書道の際などに見本となるような標準的な書体。
書体として印影にした時にはかなり読みやすいので、浸透ネームスタンプや認印に使われることが多いです。

ただし、読みやすい分、印影の解読がされやすく、偽造などもされやすいので、実印の作成に使用するのにはおすすめしません。

行書体(ぎょうしょたい)

行書体は、楷書体に似ていますが、一画が続け書きをしたような雰囲気があり、筆の運びが美しい書体。

ただ、実印などにはあまり使われることはなく、浸透ネームプレートや女性用の認印として使用されることが多い書体です。

隷書体(れいしょたい)

隷書体は、中国の時代から使われている書体で、文字に少し癖がありますが、読みやすい書体です。

読みやすいということもあるので、認印に良く使われます。

印鑑を作成する際に使用される書体は、店舗によって扱っている種類に違いはありますが、基本的にこちらの6つの書体を使っているか、6種類の書体から派生した書体を使っていることが多いです。

そのため、こちらで紹介した書体の違いについて理解をしておけば、印鑑を作成する時に書体を選ぶ基準になります。

では、実際に使用する実印や銀行印などの印鑑にはそれぞれどの書体を選べばよいのでしょうか?

続いては、実印・銀行印・認印の作成に適した書体の選び方についてご紹介していきます。

用途に応じた印鑑の書体の選び方

印鑑に使用する書体は、篆書体・印相体・古印体・行書体・隷書体・楷書体の6種類があるので、「実印の作成にはどの書体が良いの?」「認印にはこの書体でも大丈夫かな?」と迷われるのではないでしょうか?

実は、書体によって、「実印や銀行印に適した書体」「認印に適した書体」があります。

それでは、
「実印・銀行印・認印」の3つの印鑑を作成する際にどんな書体が適しているのかについて、まずは、実印に適した書体から見ていきましょう。

実印に適した書体


実印は不動産の手続きや遺産相続などの手続きに使用することが多いので、印影の読みやすさよりも、解読が難しく、偽造がされにくい書体を選択することをおすすめします。

6種類の書体の中で、印影の解読がされにくく、偽造のリスクが少ない書体は、篆書体と印相体です。

銀行印に適した書体

銀行印の書体には、かつては古印体が多く使われていました。

ただ、最近では偽造などのリスクを避けるために、実印と同じように、読みやすさよりも、解読のされにくさや偽造のリスクの低さが優先されるようになってきています。

そのため、実印と同じく、銀行印も篆書体と印相体を使うのがおすすめです。


特に印相体は別名、吉相体と呼ばれていて縁起が良い書体とされていますので、お金に関係する銀行印におすすめの書体です。

ちなみに、銀行印を作成する際には、印鑑に彫る書体を「横書き」にするのが縁起が良いとされています。

実はこれ、ゲン担ぎを込めているという理由があるからなんです。印鑑に彫る文字が縦向きだと「運を上から下へと流れてしまう」というわけですね。

他にも、銀行印だけ横書きにするメリットとしては、「実印との区別がつきやすくなる」ということもあります。

認印に適した書体


認印におすすめなのは、印鑑の偽造されにくさよりも、誰が捺印したのかがわかるような読みやすい書体。

前述した6種類のうち読みやすい書体は、楷書体や行書体、隷書体などがありますね。また、銀行印としては使われなくなった古印体も読みやすい書体なので、認印としては使われています。

実印と銀行印、認印に適した書体をご紹介してきましたが、簡単にまとめると、

  • 実印に適した書体は、篆書体・印相体
  • 銀行印に適した書体は、篆書体・印相体(古印体もよく使われている)
  • 認印に適した書体は、楷書体・行書体・隷書体・古印体

でした。

実印や銀行印は比較的解読のされにくい書体が適していて、認印は読みやすい書体が適しているということですね。

印鑑の用途によって適した書体があるように、実は男性に人気の書体、女性に人気の書体があるということはご存知でしょうか?

続いては、男性に人気の書体・女性に人気の書体のそれぞれについてご紹介していきます。

男性・女性に人気の印影は?

印鑑を作成する際の書体は、実印や銀行印に使用するなどの用途によって使い分けられていますが、男性が作成する印鑑、女性が作成する印鑑のサイズの違いよっても、人気の書体が変わってきます。

男性におすすめの書体

男性が印鑑を作成する際には、女性が作成する印鑑に比べて大きめのサイズが選ばれることが多いです。

実印や銀行印を作成する際には、篆書体や印相体がおすすめですが、大きめの印鑑を作成する場合には、印鑑の雰囲気に合わせて力強くてどっしりとしたイメージのある印相体が人気となっています。

女性におすすめの書体

男性が実印や銀行印を作成する際に人気の書体が印相体なのに対して、女性が実印や銀行印を作る際には篆書体が人気です。

女性が作成する実印や銀行印は、男性が作成する実印や銀行印に比べてサイズが小さいので、力強さの強い印相体よりも、篆書体の方が雰囲気に合っているんです。

篆書体は印相体に比べると、丸みのある柔らかな雰囲気がありますし、篆書体の中には細篆書体と呼ばれる、篆書体を細くした書体もあり、女性には特にこの細篆書体が人気があります。

印鑑を作成する際の書体は、作成する用途やサイズによっても選び方に違いがあるということでした。

実印や銀行印、認印を作成する際には、書体の選び方のポイントを押さえておけば、作成する印鑑の用途に合った書体を選べるようになりますね。

そして、作成する印鑑の用途に合わせて書体を決めた後には、彫り方に注意することも良い印鑑を作成するポイントの一つです。

続いては、印鑑を作成する時の書体の彫り方で注意すべきポイントについて、ご紹介していきます。

彫り方はフルネームの方が良いのか?

印鑑を作成する際の書体の彫り方で注意すべきポイントと言われても、「一体何のことを指しているんだろう?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ここでの彫り方というのは、印面に彫る名前について。
「印鑑を作成する時に、フルネームで書体を彫った方が良いのか?」「女性の場合は、名前だけでも印鑑を作成しても実印として使うことができるのか?」などよく迷ってしまうポイントをご紹介していきます。

印鑑はフルネームで作成したほうが良い?

まず、印鑑を作成する際にフルネームで作成した方が良いのか?という疑問についてですが、結論から言いますと、「実印や銀行印に使用するのであればフルネームで作成した方が良い」です。

特に、実印は不動産関係の契約や遺産相続などの契約にも使いますし、銀行印はお金の管理に用いる重要なもの。

そのため、実印登録した印鑑は、法律上や社会上の権利・義務が発生する印鑑であり、偽造されて悪用されてしまうというリスクはできるだけ少なくすることをおすすめします。

偽造のリスクは、解読の難しい篆書体や印相体などの書体を選んだり、書体の彫り方を「完全手彫り」にすることでも下げることができますが、印鑑の書体をフルネームで彫ることでも偽造の可能性を少なくできます。

もしこれから、作成したら一生使うような実印や銀行印を作るのであれば、書体をなるべくフルネームで作成して、偽造のリスクを減らすことをおすすめします。

実印は名前だけでも登録は可能なのか?

女性の方が印鑑を作成する際に特に確認しておきたいことがあります。それは、名前だけでも実印登録をすることができるのかどうかということです。

現在の日本では、女性は結婚などを期に苗字が変わることが多いので、結婚前にフルネームの実印や銀行印を作成してしまうと、旧姓の実印は使えなくなってしまいます。

そのため、結婚などをして苗字が変わった後には、印鑑を作り直したり、登録・変更の手続が必要になってくるんですね。

実印や銀行印などの印鑑を作成する時に、今後、苗字が変わる可能性がある場合には、無理にフルネームで作成しなくても、名前のみの印鑑で実印として使用できる場合もあります。

名前のみの印鑑が実印登録が可能であるかどうかは、住んでいる自治体や市町村で変わってきますので、作成をする前に確認をしてみましょう。

苗字が変わった後の余計な手間を省きたいのであれば、可能であれば名前だけの実印を作ることをおすすめします。

ここまで、印鑑の書体の選び方や彫る時の注意点について解説してきました。

ただ、いくら印鑑の用途に適した書体があるといっても、実際に印鑑に彫られた書体を見たことがない人にとってはイメージがつきにくいので、作成前に自分の名前がどんな感じに仕上がるのか確認しておきたいところでしょう。

続いては、印鑑を作成する前に作成予定の書体を確認する方法について、ご説明していきます。

作成を依頼する前にプレビューで印影の確認はできる?

実際に実印に合う書体、銀行印に合う書体など作成する印鑑の用途に適した書体があるということはご紹介しましたが、
「印鑑を作成する際に実際に自分の選んだ書体が本当に合っているのだろうか…?」「実際に、自分の名前はどんな感じで仕上がってくるのだろう…?」というのは気になるところ。

もし、印鑑を作成する前に、選んだ書体で作成する印鑑の印影をプレビューで確認することができたら、完成後に「イメージと違った…」ということも少なくなりそうですよね?

実は、ネットの通販サイトを使って印鑑を作成する場合には、購入前に作成したい名前や会社名を入力することで、完成する印鑑の書体をプレビューで確認することができる店舗も多いです。

今後長く使う可能性のある実印を作成するのであれば、プレビューの確認できる通販サイトを利用して、完成後の印影のイメージを確認をしてから、印鑑の作成を行うことをおすすめします。

ただ、注意しておきたいのは、あくまでPCに出力されたプレビューはイメージとして出力された印影なので、実際に完成した印鑑とは若干異なることもあるということです。

プレビューで確認できたからと言っても、必ずそうなるとは思わずに、あくまでもイメージとして見るようにしてください。

それでも、プレビューから大きく異るということはないので、安心してください。

いかがでしたでしょうか?
印鑑を作成する際の書体の種類や選び方について調査した結果をご紹介しました。
そして実は、印鑑を作成する際には、書体以外にも知っておきたいポイントがあります。
こちらの記事で印鑑作成時のポイントを解説していますので、ぜひご覧ください。

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